顧客企業がライバルになる
佐川は、アマゾンの当日配達地域の拡大、送料の無料化など、配送サービスの拡充での「負担」転嫁から撤退した。
顧客企業として、Amazonを切ったことになる。
Amazonにとって宅配便はヤマトのみとなったのだが、ヤマトにとっては喜んでいられない。
配送サービスの拡充での「負担」は、ヤマトに集中するからだ。
さらに、まだある。
Amazonが進める物流センターの建設だ。
将来的にAmazonが流通網自体を自前で獲得すれば、ヤマトは必要なくなる。
ヤマトにとって、顧客企業がライバルになる・・・のだ。